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エンジン

エンジンについて
ゲームエンジンとは、コンピュータゲームのソフトウェアにおいて、その核となり基本的処理を行うソフトウェアです。
Irrlicht以外にも色々なエンジンがあります。ここでは、Irrlicht以外のエンジンの紹介と、なぜIrrlichtを選んだかの説明をします。

なぜIrrlicht?
・zlibライセンスで、改変が自由に行えます(改変してますと表示が必要です)。
 ソースの公開までは不要です。
・ソースがとても見易く、ファイル名からも簡単に想像できます。
 参考にするにもなかなかよい作りになっています。
 新しく機能を追加/改造することも簡単にできます。
 注意:改変したら改変したDLLも一緒に公開しないと動作しないので注意して下さい。
    また、libライセンスに基づいて、改変してる旨も表示して下さい。
・サンプルも充実しており(公式ページのチュートリアルもわかり易く)、
 すぐにプログラムが始められます。

以上により、Irrlichtを使用することにしました。




エンジン
ここでは、以下の条件をもったエンジンを紹介します。
・3D
・OpenSource
・MultiPlatform(Windows/Macintosh/Linux)
・Document
・Free


ゲームエンジン(3Dゲームエンジン)
エンジン一覧
engine		ver	license	update		WebSite
OGRE		1.4.6	LGPL	2007/12/30	Web
Crystal Space	1.2	LGPL	2007/10/04	Web
Irrlicht Engine	1.4	zlib	2007/12/15	Web

(Allegro)		4.9.2	Gift	2008/01/27	Web
OGRE
 書籍が出ています。
 シェーダーが豊富かつクオリティが高い。
 プラグイン機構があり、安全に新機能を追加することが可能。
 組み込んで使用する分には良いが、エンジンの中身を知りたい場合は困難。

Crystal Space
 ソース中のコメントがほぼないため、解析が困難。
 3Dサウンドシステムも搭載。
 各種外部ツールもあり。

Irrlicht
 ソースがOpenGL/DirectX/Softwareなどで細分化されている。
 ファイル名で容易に中身を想像でき、さらに読み易い。
 かなり堅牢な作りになっているので、エラーが起きず安心。

Allegro
 3Dもできるようですが、2Dに特化しているようなので、一旦保留。


物理エンジン
エンジン一覧(調査中)
engine		ver	license	update		WebSite
Newton				2006/05/25	Web
Bullet				2007/12/14	Web
PhysX						Web
Havok						Web



ライセンスについて
ライセンスについて
GPL	General Public License:再配布や改変した場合、ソースの公開が必要
LGPL	Lesser GPL:利用するだけではソースの公開は不要、改変した場合はソースの公開が必要
zlib	現状のままで使用する分にはフリー、改変した場合は明示が必要
giftware	再配布や改変も自由